空に懸かる寺
2007年 08月 21日
何か、中央アジアにでも迷い込んだみたいな。
途中の村では、窑洞(Yaodong)と呼ばれる、泥を積み上げて横に穴を掘った家々が見られた。一体毎日の暮らしはどんななんだろ?大きなディッシュが見えるから、少なくとも衛星電波受けてテレビを観てるみたいだけど。
60kmほど行くと、懸空寺(XuankongSi)に着いた。おおっ!迫力。
雲崗石窟と同じく、北魏の時代に鮮卑族によって建てられた、もともとは道観(道教のお寺)であったらしい。向かって左側に見える楼門部分の石積みは、安全のために近代になって足されたもので、巧みな計算のもと全体が木材で支えられていて、1500年以上こうやって断崖絶壁にへばりついている。
夏休み中とあって、中は中国人観光客でいっぱいになってるけど、やばくね?これ。
結構なスリルだよ!