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空に懸かる寺

空に懸かる寺_f0136038_125725.jpg大同観光の2日目、南西に向けて車を走らせると、乾いた大地がずっと続いた。

何か、中央アジアにでも迷い込んだみたいな。







途中の村では、窑洞(Yaodong)と呼ばれる、泥を積み上げて横に穴を掘った家々が見られた。一体毎日の暮らしはどんななんだろ?大きなディッシュが見えるから、少なくとも衛星電波受けてテレビを観てるみたいだけど。
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60kmほど行くと、懸空寺(XuankongSi)に着いた。おおっ!迫力。
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雲崗石窟と同じく、北魏の時代に鮮卑族によって建てられた、もともとは道観(道教のお寺)であったらしい。向かって左側に見える楼門部分の石積みは、安全のために近代になって足されたもので、巧みな計算のもと全体が木材で支えられていて、1500年以上こうやって断崖絶壁にへばりついている。

空に懸かる寺_f0136038_1263172.jpg夏休み中とあって、中は中国人観光客でいっぱいになってるけど、やばくね?これ。

結構なスリルだよ!
by phraganet | 2007-08-21 01:35 | 中国

アジアを歩けば何に当たる?タイやインドでの煩悩な日常と、気ままな旅のメモ


by プラがね: