カターニャ到着の夜、ステシコロ広場近くのゲストハウスを出て通りを南へ歩き、大学広場からドゥオモ広場へ、バロック様式の建物の間を夜の散歩に出た。
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広場にはレストランの呼込みがいて、その中の女子大生アルバイト風店員に引っ張られて入ったのはフリットの店で、メニューがあまりない中、シーフードとポテトのフリット盛合せにツナステーキを注文して、白ワインに合わせた。
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食事に不満ないが、他に客いなくて、大丈夫か、この店?

帰りに水を買おうと入ったスーパーマーケットで見たサボテンの実、このときはタイやベトナムで食べるドラゴンフルーツの淡白な味を想像したが、このフィコディンディア(イタリア語で印度の無花果の意味)のシャーベットを翌日カルタジローネのカフェで頂き、その優しい甘酸っぱさに惹かれることになった。
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カルタジローネへ日帰りで出掛けた翌朝は、恒例の朝市巡り。
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まずはゲストハウス近くの空き地に立つ市場を覗いたら、野菜や魚介より日用雑貨の店が多く、中には素敵なチーズ屋さんもあったけど、全体としてメルカトというよりアジアのバザールかアラブのスークという雰囲気だった。
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もう1箇所、さらに進んでドゥオモ広場の隅で滝のような勢いで水が溢れ出ているアメナノの噴水の横を抜けるとフィッシュマーケーットがあり、こちらは如何にも、地元の人の胃袋を賄ってますという感じを出している。
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チーズとサラミの店のカウンターにはワインも置いてあり、思わず朝食あしらってもらって立ち飲みすることにした。
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パンとオリーブとワインも合わせて10ユーロ、いいねえ、朝から幸せ。

あ、果物屋さんにフィコディンディアが並んでる、と思って手を出したら店のおじさんに叱られた。目には見えないが、表面が小さな棘にびっしり覆われているので、触ると後でチクチクが止まらなくなる。
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と言いながら、おじさん自身は素手で取り上げ、親切にも剥いて味見させてくれた。

んまい!
皮の色の赤い方が味が淡白で、オレンジのものが甘酸っぱさのバランスが良くおいしかった。

ここカターニャにももちろんギリシャ・ローマ時代からの遺跡が残っていて、ステシコロ広場ではコロッセオ跡が見られる。
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また街中のビルの1階を入ると、
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中に、7000人を収容したという劇場遺跡があり、後世の建物に囲まれてシュールな景色になっている。
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ドゥオモ広場を少し南西に進むと13世紀に建造されたウルシーノ城が美しい姿を見せている。
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城好きとしては城内も見学せねばと入ってみたが、建物の中は美術館になっていた。
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お、城の前の公園でフィコディンディアの木を発見、たわわに実を付けている。
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勝手に取って食べたいが、触ったら痛そう。

夕方、ドゥオモ向かいの教会に上らせてもらうと、街に沈む夕陽がきれいに見えた。
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また正面に夕陽を受けたドゥオモの姿は絶景だった!
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あまりに気持ちよくて、長い時間を教会の上で過ごした。

すっかり陽が暮れ、これから広場に降りて呼込みに誘われて食事を決めるのも癪なので、何か市場飲みみたいな店はないかなと検索したら、西へ数分歩いたところにKitsch、その名もキッチュな店がヒットした。

店に向かう途中で素敵な食材屋があり、めちゃんまいエクストラヴァージンオリーブオイルと、フィコディンディアのジャムをお土産に買った。

もしかしてキッチュが人気店で、予約なしで入れなかったらどうしようと思ったが、大通りを離れるとすっかり静かな雰囲気。
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店は1階が厨房で、2階に上がるとバーとテーブル席があり、客は他におっさんがひとりだけで、イケメン店員が丁寧に接客してくれた。
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まずは白ワインで、マッシュルームとズッキーニとトマトのブルスケッタ。
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次に肉なしラグーとポークボール・カレー風味ココナツソース。
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途中でワインを赤に替え、ベーコンとトマトのパンプキンソース。
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いやあ、どれもんまかった!

ホールのお兄さんにも、厨房のおばさんにもブラボーとお礼言って出たら、店の外で足がもつれて歩道の植木に突っ込み、まるで猛獣にでも襲われたかのように腕の無数の引っ掻き傷から流血の惨事に。

道路脇のキオスクのおじさんが、店の奥から消毒液持ち出して両腕に掛けてくれた。シチリアのみなさんの暖かさに支えられて旅させてもらってます、グラッチェ、グラッチェ!

通りでは、クラプトンをいい感じに歌い上げてたんで、おひねり。
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最終日、フライトは午後なので、荷物を預けて、もう半日カターニャの街歩き。

ドゥオモ広場の昼の様子、手前は象のオベリスク。クメールっぽいと言えばいいのか、ヨーロッパらしくない不思議なオブジェ。
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良い天気の中、まだ行ってなかったサンニコロ教会の方に向かって散歩。
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途中で見つけたメシ屋のショーケースがあまりに魅力的だったので、正午の開店まで、隣でカプチーノ飲みながら待ってから入店した。
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こういうのイタリアで何て言うんだろ、おばんざい屋? 違うか。
ちょうどギリシャのタベルナとか、トルコのロカンタみたいな。
フランスだとビストロか、イタリアではトラットリアと呼ぶのかな?

まずはアンティパストミスト。
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その後、ケバブも焼いてもらった。
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週5日来ても飽きんな、これ。

と、ぎりぎりまでおいしく楽しい時間を過ごし、ゲストハウスの前のバス停からALIBUSに乗って空港へ移動した。

出発ターミナルから正面にエトナ山が見えた。
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ありがとね!



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# by phraganet | 2018-12-02 23:23 | イタリア

カルタジローネの大階段

ノート地区のバロック様式の町々をモディカラグーサと回ってカターニャに向かった。
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カターニャ市内に入ったバスは空港、ボルサリーノ広場と順に停車し、終点であるカターニャ駅で降りると、駅前にはアフリカからの労働者が目立ち、インド料理屋やトルコ料理屋や寿司屋があったりして、これまでのシチリアの町とちょっと雰囲気が違う。

ゲストハウスを予約した街の中心までどうやって移動するか決めていなかったが、Mと書いた地下への階段が見えたので、ああ、カターニャにはメトロ走ってんだなと思って試しに降りてみたら、確かにそれはメトロで、まさしく次の駅が街の中心ステシコロ広場だった。素晴らしい!
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シチリア第二の都市カターニャは、これまで回った観光地と比べると格段に大都会。
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翌日、同じくノート地区のバロック様式の町々のひとつで、マヨルカ焼きで有名なカルタジローネを目指した。

朝のカターニャ駅前にはたくさんの観光客が溢れていて、この集団とバスで一緒になるかと思ったら、みんなはエトナ山行きのバスを待っていたところで、この日カルタジローネへ向かう旅行者は他にいなかった。

まるでローカル路線バスに乗った気分のまま、2時間近く掛けてカルタジローネの町に入ったが、他に旅行者がいないもんだから、どこの停留所で降りたらいいかよくわからず、バスが大きな公園の傍で停まったところでともかく降りてみた。

通行人も見当たらず困ったが、ちょうど路上で美人警官が駐車取り締まりをしていたのが見えたので訊いてみたら、観光地は左に曲がって真っ直ぐだというような大雑把な指示を受けた。

ふむふむ。
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道路脇の壁にもセラミックがはめ込まれている。

少し行くとサンフランチェスコ橋に掛かった。
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ここもきれいに陶板装飾されている。
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そのまま進むと、おお!左手にサンタマリアデルモンテ教会への大階段が見えた。
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階段は一段一段、異なる模様のタイルが飾られていて見応えがある。
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しばらく階段を登ったり降りたりまったりしてみた。階段の両脇には陶器や焼き物雑貨を売る店が並んでいて、お土産を買い込んだ。

階段の上から町を見下ろしたところ。
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そして丘の上のサンタマリアデルモンテ教会へ。
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例によってベルタワーにも登らせてもらった。
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大階段の下にあるカフェまで降りて、白ワインと共に軽食。
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店の女性からデザートにシャーベットを勧められて試したら、確かにんまいけど、優しい甘酸っぱさのこの果物何だろ?
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うーん、ピーチ?

店の女性は、違いますよ、と答えて、フィコディンディアと教えてくれた。

フィコディンディア=印度の無花果? 何じゃ、そりゃ? 印度では聞いたことないよ。
シチリアでよく市場で売られていた、あるいは公園に生っていたサボテンの仲間のその果物を、この時点でまだ知らなかった。

さて、まだ陽が高いうちにカターニャへ帰るバスつかまえないと。
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駅への道順を確認して歩いて行くと、簡素な駅には何も見当たらなかったが、その横の駐車場みたいなスペースがバスターミナルになっていて、バスは定時にやって来た。

シチリアの町歩き・食べ歩き、続く



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# by phraganet | 2018-11-20 22:18 | イタリア

ラグーサ旧市街イブラ

モディカからひと山越えた隣町のラグーサまで朝のうちに移動しようと、素敵な部屋に別れを告げ、ターミナルに降りてバスを待つも一向に来る気配がない。日曜日だからか、ターミナル前のカフェ、バリチェントロも開かない。

近くの土産物屋に行って尋ねると、時刻表は平日用なので、今日のバス時刻は下段を見ろと教えられた。確かにメインのチャート下にFESTIVOと書いた小さな欄があるが、便はほとんどない。

やられた~!前日バリチェントロでチケット買うとき店員に9:40発と確認したのだが、やる気のなさそうな彼は適当に答えたらしい。チケットも買ってしまったことだし、土産物屋でカプチーノとガイドブックを買い込み、観念して午後までのんびりバスを待つことにした。

ラグーサのターミナルに13時着。ターミナルから町までそこそこあったので、タクシー拾って旧市街イブラを見下ろす絶景に建つ宿に移動。
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到着して連絡したら、オーナーの若い男性が部屋の鍵を渡しに来た。宿代を払おうとしたら、ネットで落ちるからいいとのことで、明日また朝食運んで来るからじゃあねと行ってしまった。

お腹が減ったので、取り敢えず背中の荷物を部屋に入れ、イブラとは逆方向、今タクシーで通ってきたラグーサの町の中心まで少し歩いて戻った。
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町の中心に立つサンジョヴァンニバティスタ聖堂、狭い階段からベルタワーにも登れる。

聖堂の麓のカフェで、地元のビアとイカの詰め物、それにエビとズッキーニクリームのフィットチーネを頂いた。
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移動が遅かったので、町の中心からイブラ先端のイベリオ公園までゆっくり散歩している頃には陽も傾いてきた。

こちらはイブラの中心サンジョルジョ聖堂。
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大して広くないイブラだが、他にも教会がたくさん建ち並んでいる。

カフェや土産物屋の多いドゥオモ広場で白ワインのボトルを開け、焼野菜とチーズ盛合せ、ポークのきのこソース、エビとムール貝とあさりのリゾットを頂く。
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夕食後はそのまま夜の散歩を楽しんだ。
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モディカの町の昼間の景色もスペクタクルだったけど、ラグーサの旧市街は夜の路地がとても美しいと感じた。
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宿に帰り着く手前で振り返ったイブラの夜景。
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今日はよく歩いた。おやすみ…ZZZ


そして翌朝、
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早めに起きて、イブラの横顔を撮影しようと丘の南側に回った。
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正面がイブラで、左奥が宿のある新市街の丘。

朝の散歩を終えて宿に戻ると、クロワッサンにオレンジジュースとカプチーノの朝食が部屋に届いた。
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やっほー!

朝食の後、オーナーの指示通りに鍵を部屋に残したままロックして、目の前のバス停から11番の市バスをつかまえ、ZAMAバスターミナルに移動。
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正午のカターニャ行きに乗った。



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# by phraganet | 2018-11-14 21:25 | イタリア
オルティージャ島の美しい町並を堪能した後、シチリア島南東部に点在するノート地区のバロック様式の町々を回ろうと、シラクーサから朝7:00発ラグーサ行きのバスに乗ってモディカを目指すことにした。

ネットでモディカ旧市街に宿を予約したら、オーナーからの連絡でチャットが始まり、最後に「バリツェントロで降りろ」と言われた。何だろ、バリツェントロ。「バリ中央」というバス停か?

乗り際、運転手に「バリツェントロ」と言ってみたら、うん、うんと頷いているので、間違いないらしい。

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1時間も経たないうちにバスがノートの町に入り、このペースでもうすぐモディカに着くかと思ったら、バスは西に真っ直ぐ進まず南へ大回りし、海辺の町パラッツォロを経由してから北上を始めた。

実はノートもパラッツォロも、ユネスコ世界文化遺産ノート地区のバロック様式の町々として登録されているが、全都市を見て回るのは無理なので、これからモディカ、ラグーサカターニャカルタジローネの4つの町を選んでバス旅の予定。
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ようやくモディカの町に入ってバスターミナルで降りたら、あ、バリツェントロは目の前にあるカフェの名前だったのか。

と、そのとき、自分の名前が大声で呼ばれ、振り返ると初老の男性が道の向こうに車を停めて立っていた。

ああ、びっくりした。宿のオーナーがわざわざ車で迎えに出てくれたんだ。

オーナーはジョージと名前を英語風に名乗った。助手席に座ると、ジョージは車を出して、古い街並みの狭い一方通行をくねくね登り始めた。

よかった、迎えに来てもらって。これじゃ、自分で宿までたどり着くのは至難の業だ。

車は町の山手であるアルトのてっぺん近くまで登り切って停まり、さらに狭い道を徒歩で下りて、鉄の扉を開いて中に通されると、
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わ、なんちゅう素敵な部屋!
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下がリビングで階段上がるとベッドがあるメゾネット。

奥さんともうひとりの若い女性がベッドの清掃中だった。

まずは背中の荷物を置き、ジョージから朝食用スナックとコーヒーの沸し方の説明を受け、宿代を現金で払って鍵を受け取り、早速散歩に出る。
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宿の近くにあるサンジョヴァンニ教会、ここのベルタワーはモディカの最高地点らしい。
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次に中腹に位置するサンジョルジョ聖堂までゆっくり降りてきたら、連日のように昼間の通り雨に遭い、雨宿りがてらカフェでモレッティとアランチーノをつまむ。
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モディカは古くからチョコレートの名産地として有名で、カフェで売っているチョコを試食させてもらいながらエスプレッソを頂いた。
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素朴なおいしさ。モディカの伝統的なチョコレートにはミルクやバターは加えないらしい。

ついでにホットチョコレートも試してみようと尋ねたら、美人ウエイトレスにコールドチョコレートは如何?と勧められ、いってみた。

これも、んまかった!

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雨が止んで、サンジョルジョ聖堂に入ったら、ちょうど結婚式の最中で、パイプオルガンの生演奏を聴きながら、飛入りで参列させてもらう。
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こんな素敵な場所で結婚式っていいね。

ジョルジョ通りの並びにはコンティ城もあり、城の中をアップダウンしながら案内してもらった。

城から見た聖堂。
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さらに坂を降りると下町バッサに入り、谷底がさっきバスで走って来たメインストリート、ウンベルト1世通り。
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バリツェントロに寄って明日のラグーサ行きバスチケットを買う。

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バッサにある教会サンピエトロを拝んだ後、近くのカフェでカラスミとレモンのフィットチーネでランチ。
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食後は通りに面した店でピスタチオとレモンのジェラート。
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今度はバッサを挟んだ向かい側の斜面を登って、正面からサンジョルジョ聖堂を真ん中に町並を撮ってみた。
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美しい!

バッサには有名なチョコレートの店があったが、店内は観光客で一杯だったので、アルトの方に戻って、サンジョルジョ聖堂横のサバディに入った。
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いろんなフレーバーが並んでいるが、試食させてもらった後で、お土産のチョコレートはレモンとレッドチリを買った。
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部屋に戻って休憩した後、今度は陽が沈んだ後のモディカを散歩。
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ジョージから町一番のリストランテとしてお勧めされたロカンダ・コロネロを覗いてみた。

予約はありますか?と訊かれ、ないと答えたら、最後にひとつだけ残ったテーブルに案内してくれた。シラクーサと比べると、モディカは観光客でごった返すような町ではないけど、ここはすこぶる人気店のようだ。
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最初に鯖のトマト煮、続いてラザニアと、最後にカリッとした豚の角煮・マッシュポテトを頂き、初めて赤を合わせた。ここんとこシーフード中心でずっと白続きだったからね。

ええ感じ!


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# by phraganet | 2018-11-08 22:16 | イタリア
ローマ市内から空港へ、空港から来るときに買ったバスの往復チケットを使った。テルミニ駅前から、まだ真っ暗な5:30出発。

アリタリアの国内線でシチリア東海岸の大都市カターニャに着き、市内に向かわず、空港のバスターミナルでシラクーサ行きを待った。
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空港から直接各都市行きのバスがどんどん出るのは便利だけど、指定席ではないので、市内で既に乗客を一杯に積んで来たバスに乗り込むのは根性が必要。バックパックを客席に持ち込むことは許されないし、かと言って先に荷物室に入れていると席がなくなってしまう。

一台目のバスでは失敗して降ろされ、2台目のバスで何とか座席を確保し、快適なバスの旅で1時間余り南下。

シラクーサでは鉄道駅前にバスターミナルがあって、そのすぐ並びのゲストハウスにチェックイン。2連泊なので、ローマで着ていた服を全部洗濯し、日差しの強い海の見えるベランダに干した。

ランチは近くで、まずは白ワインと3種の魚の燻製、それに地元らしいパスタということで、鰯のスパゲティを注文した。
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ほぐして衣で揚げた鰯と共にまぶしてあるのは、シチリアでよく使われる野菜プレッツェモロ。いい香りがあってとてもおいしい。
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最後にエスプレッソを頼んだら、シチリアのドルチェをサービスしてくれた(ごめん、ひと口しか食べなかったけど)。
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さあて、散歩に出るか、というところで、まさかのにわか雨が降り出した。

やべ!洗濯物を取入れに急いで宿に戻って、ついでに昼寝してしまった。

夕方晴れてきたので、町の北にあるサンジョヴァンニ教会のカタコンペ(地下墓地)を見学し、隣接する考古学公園に向かったら日没閉園。
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仕方なく引き返し、橋を渡ってオルティージャ島に入った。
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おお、美しい町並!

歴史ある古い町の狭い路地にレストランバーや土産物屋が並び、路上では思い思いの手芸品を売っている。
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路地を進むとドゥオモ広場に出た。
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さらに真っ直ぐ海岸に出ると、島の南端マニアケス城までシーフードレストランがひしめいている。
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月明かりの下、いい雰囲気。

また路地に戻ってぶらぶら散歩し、一軒のシーフードレストランに入って、シチリアのシャルドネに、カポナータとツナのトマト煮、シチリアを代表する魚ソードフィッシュ(カジキ)のスパゲティを頂いた。
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ええ夜や!  ZZZ


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翌朝、宿の屋上で朝食を済ませ、駅で翌朝のモディカ行きバスチケットを買ってから、オルティージャ島に朝市が立つと聞いてまた出掛ける。
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いいねえ、新鮮な魚と野菜。
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おお!牡蠣をその場で剥いてもらうと、スプマンテももれなく着いてくるってんで、朝から頂く。
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レモンをキュッと。
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昨夜真っ暗で引き返してしまったマニアケス城に入って中を見学。
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ドゥオモとオルティージャ島の昼の姿。
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通りにシチリアの旗がはためいている。

ランチはブラータチーズとトマトのサラダ、
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タコのマッシュポテト・バジリコソース
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素朴な料理だけど、んまかった!この後にラビオリと、ドルチェにこれまたシチリア名物のカノーロ。
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満足。

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シチリアクイジーヌを満喫してオルティージャ島から宿に戻ったが、夜になってもあまりお腹が減らず、駅前のスーパーマーケットで何か食事とワインでも買い出ししようと思ったら、まさかの20時半閉店で間に合わず。

えー、20時じゃまだ明るかったのに、日没と同時に閉店かよ!

夕食難民となって、誰もいない駅のカフェを覗くと、惣菜パンの中にシチリアで人気のアランチーネ(ライスコロッケ)が売っていたのでトライ。
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左の中身はビーフ、右はスピナッチ。

しかし、どこで何食っても、んまいねえ!


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# by phraganet | 2018-11-05 22:55 | イタリア

ヴァチカン美術館

ローマ到着翌日は朝からヴァチカン美術館へ。別の国にメトロで向かうという初体験、Aラインの駅にして4つ目。
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予めネットで一番乗りの9時の予約を入れたが、城壁の入口はもっと前に開いていたので、列をよそ目に早速入場。
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最初は真っ直ぐグレゴリアーノ・エジプト美術館に入ったが、その後は予習不足で順路を迷った。

そっか、ヴァチカン美術館というのは歴史的に増築されてきた多くの美術館の総称なのか、早く言ってよ、それ。

広大な敷地を写真撮りながら全部周るのは結構大変。
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個人的に気に入ったナイル河の像。
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印度で河の神様と言えばみんな女神だけど、ローマでは男性の神として描かれる。
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ダイナミックな天井を持つ地図のギャラリー。

最後にド迫力のシスティーナ礼拝堂(残念ながら撮影禁止)を後にし、美しい螺旋階段を下りて城壁の外へ出る。
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昨日に続いてまた雨がパラついてきたので、カフェで雨宿りがてらにランチ。ローマだけに、スパゲティ・アラ・カルボナーラははずせないか。カラマリフリットと白ワインも。
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若い男性店員の口車に乗せられシャルドネのボトル空けてしまった。しまった、飲み過ぎ!

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ランチを終えて、サンピエトロ寺院側からヴァチカンに再入国して、正面のフェンス国境を越え、真っ直ぐサンタンジェロ城へ。
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星形の城壁の中に丸い城が建つ独特の造り。
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また市内をぶらぶらしながら、観光客でごった返すスペイン広場に出た。
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初めてのローマとヴァチカン、楽しめたな。

明日は早朝からいよいよこの旅の主目的地シチリアに飛ぶ、ワクワク。


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# by phraganet | 2018-10-31 23:52 | ヴァチカン
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夜バンコクからエティハドに乗って10年振りに着いたアブダビの空港はすっかり新しくデカくなっていたが、ローマ行き搭乗ゲートを探して歩いているうち、何故かきのこの内部のような旧ターミナルに導かれた。
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懐かしいなあ!

最近観たい映画も少なくて長いフライトを持て余し気味だったけど、ワインをおいしく頂きながら睡眠も十分取って、無事に朝のフィウミチーノ空港に到着した。
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壁に表示された国旗のパスポート保持者は、列に並ばず顔認証入国ゲートへ。これ、この前オーストラリアで無駄な時間費やしたんで、今度こそ間違いないように。

T3を出たら建物に沿ってひたすら右に進んでバスステーションヘ。
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宿はブッキングドットコムで市内中心部の鉄道駅、通称テルミニ近くに予約しておいた。

空港からテルミニまで片道7ユーロを往復で10ユーロ。
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小一時間の乗車の後バスを降りると、駅構内にメルカト風カフェなどあって自然と気分が盛り上がる。
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まずは駅のインフォメーションセンターでローマパスを購入、48時間用28ユーロ。
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一番の目的はこれから訪れるコロッセオで並ばずに入場すること。それと、メトロとバスで支払いを気にせず乗り継ぎながら丸2日間市内観光したかったから。

宿までは徒歩で10分ほど。この日、9月下旬の日差しはまだ真夏のように暑かった。道路脇にスクーターがいっぱい駐車してある、さすがローマ。
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宿に着くと、オフィスビル2階のユニットに小ざっぱりした客室を4つほど誂えたもので、中年男性から流暢な英語でガイダンスを受けた。明るいロビーの冷蔵庫にはオレンジジュースとミルクと水が冷えていて、湯沸かし器やトースターもあって朝食に困らない。

チェックインにはまだ時間があるので、背中の荷物だけ部屋に入れさせてもらって、早速メトロでコロッセオを目指す。ここでローマパスをアクティベート、この瞬間から48時間有効。
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コロッセオもローマパスのお陰でチケットの列も入場の列もスルー。
おお!2千年近い昔のローマ市民が、既にここまで大掛かりな娯楽施設を持っていたという史実に改めて感銘を受ける。
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通り雨をやり過ごした後、隣のフォロロマーノとパラティーノの丘も散歩してから、コロッセオを見下ろすカフェで、イタリア最初の食事はピッツァカプリチョーザ。
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さすが、んまい!

その後、トレヴィの泉
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パンテオン
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ナヴォナ広場と
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ローマ市内の有名どころをぶらぶら散策したが、どこのプラザでも立派な彫刻から滾々と水が湧き出す自然と芸術が一体になった造形に魅入られた。これはナヴォナ広場にあるガンジス河の像。


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歩き疲れてカンポディフィオリのカフェに座り、他の客全員が同じように飲んでるカクテルを、真似して注文する。
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ローマで一番人気のこのカクテルはアペロールスプリット。

20時はまだ陽も明るいが、これ以上歩き回るのも億劫なので、そのままリゾットペスカトーレと白ワインを追加注文した。
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ま、初日のところはこんなもんにしといたろ。


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# by phraganet | 2018-10-25 21:01 | イタリア

フーティウ・ナンヴァン

久々にサイゴンでお気に入りのヌードル、フーティウ・ナンヴァンを朝食に頂く。
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ベトナムのヌードルと言えば、ハノイ発のあっさりしたフォーももちろんいいが、サイゴンではブンやフーティウの変化に富んだ味付けも楽しい。

ベトナム語でナンヴァン(南蛮)はカンボジアを意味する。確かにカンボジアでもクイティウを頂いたことはあるが、どちらかと言うとタイのイメージが強い。タイの華人には潮州出身者が多く、潮州に沙河という米粉で作る麺の名産地があり、この麺が粿條(クイティウ)、またはその地名から河粉(ホーファン)と呼ばれるとのことで、サイゴンのフーティウはもちろん、タイやカンボジアやインドネシアのクイティウも、またハノイのフォーも、すべてこの辺りのライスヌードルの発祥は、元は同じこのクイティウ、またはホーファンだと思っている。

一度潮州市に麺の視察に行ってみたい!


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# by phraganet | 2018-10-16 22:42 | ベトナム

シャフリサブス歴史地区

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最終日朝の散歩は、宿を出て公園を右に折れ、レギスタンアンサンブルを背に歩くと、昨日訪れたビビハヌムモスクに出た。
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今回の宿Furkatは、サマルカンドの主な遺跡にすべて歩けるホントにいいロケーションだった。並びにあるシアブバザールはまだ開いてない。

散歩から宿に戻ると、今日の朝食はサモサだと言われて出てきたこれ、見慣れた三角形ではないが、ウズベクではこれもサモサと呼ぶのだろうか。
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昨日ミーシャに、サマルカンドからタシュケントへ帰る列車が午後だと言ったら、昼までにティムール生誕の地、シャフリサブスに行こうと言われ、宿で知り合った琉球大生リョウも誘って出掛けた。

シャフリサブスは、周りを山に囲まれたサマルカンドから南に85km、山をひとつ越えて行く。
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1時間半ほどのドライブで到着した駐車場からシャフリサブス歴史地区に入ると、まず目の前に現れるのが遠近感が狂うほどのどデカさ、ティムールの夏の宮殿、アクサライの門。
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屋根は崩れ落ちてしまっているが、その大きさとかつてブルーに輝いたであろう美しさが忍ばれる。
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その奥にあるアミールティムールの立像。
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歩き始めて分かったが、歴史地区と言われるこの公園は、どこまであるんだろうというぐらい奥に長い。
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こちらの建物はティムールの息子ジャハンギールが眠る廟。
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本来ティムールもここに葬られる予定だったらしいが、彼の遺体は結局サマルカンドから生まれ故郷に戻ることはなかった。

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ティムールの孫にあたるウルグベクが建てた金曜モスクの日陰で休憩していると、リョウが修学旅行中の女子高生に囲まれて、英語でいろいろインタビューを受け始める。
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この後、せがまれてリョウと僕を両脇に女子高生ひとりずつと記念写真。こんなモテたことない、長い列ができる笑。

一番奥まで歩いてへとへとの汗びっしょりになり、帰りはカートつかまえて乗せてもらって戻った。助かった。

途中の道端でおいしそうな葡萄を並べて売ってる。
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ランチは峠のレストランで、ビーフとラムのバーベキューを、野菜とヨーグルトと共に頂く。肉が柔らかくてんまい!さすがに峠の店にドラフトビアはなかったので、ツボルグをボトルで。
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今日のパンはぷっくりのノンではなく、平べったいファテル。かなり固くて食べ辛い。

最後に定番の緑茶。ミーシャが、肉食った後はグリーンティに限るな、と言って何杯もおかわりした後、ポケットの容器から煙草を取り出して口に含んだ。ウズベクでは噛み煙草が人気のようだ。
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また1時間半のドライブでサマルカンドに戻り着き、この後タジキスタンに入国してパミール高原を目指すというリョウを宿に送って、自分はサマルカンドの鉄道駅へ向かう。
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楽しかったし、おいしかったし、いろいろ学んだ文明の十字路ウズベキスタン。また来れたらいいな、来れるかな。


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# by phraganet | 2018-08-24 01:09 | ウズベキスタン

サマルカンドブルー

この日も朝早く起きて、昼間の酷暑からは想像もできない気持ちいい涼しさの中を散歩。
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おばさんたちが公園で井戸端会議をする脇を通り抜けて、レギスタンアンサンブルへ。

開門はまだだが、ポリスに下手な英語で付いて来いと声を掛けられた。
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ホントは入場できないところを特別に入れてやるとの話だなとすぐ理解したが、人が来ないうちにゆっくり散歩するのもありかと素直に付いて行った。

レギスタンはアンサンブルというぐらいで、左からウルグベクマドラサ、中央にティリャコリマドラサ、そして右にシェルドルマドラサと15世紀ごろの3つの神学校が向かい合う複合施設。

誰もいない朝の文化遺産の中をひとつずつ独り占めの散歩。
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ミナールの上にも登ってみた。
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シェルドルマドラサの門の上部に、人面の太陽を背負った豹が白鹿を追う姿が左右に描かれている。
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あ、これはウズベキスタン到着初日に、タシュケントでメトロ乗車のお釣りに200スム札もらって、何じゃこりゃ?と不思議に思った絵柄ではないか。
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宿に戻ると、中庭のテーブルに朝食の用意が整っていた。
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ひとりで食べ始めたら、タシュケントからドライヴして来たロシア系の夫婦もテーブルに加わって、英語のできる旦那の方といろいろおしゃべりした。

朝食を終えて宿の外に出ると、ミーシャが車で待機していた。これをお土産に、とプラムをくれた。いや、ブハラで散々プラム食ったしと言ったら、いやいや、サマルカンドのプラムはブハラのとは全然違うから食ってみろと言う。確かに、ブハラで食べた酸っぱいものではなく、柔らかくて甘い、それはまるで白桃のような味だった。んまい!

今日は郊外のドライヴから始めて、後で市内に戻ると言いながら、車を出す。街を出ると、道路脇には林檎や葡萄の果物畑が広がった。

最初に着いたモスクは、ブハラでも見た木の柱が並ぶ造り。
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奥は15世紀の宗教指導者のお墓。
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参拝の人々は、境内にある古い樹の周りを静かに回っていた。
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モスクを出ると、綿畑が広がった。
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この辺り一帯はもともと綿の栽培が主だったが、サマルカンド出身の初代大統領イスラムカリモフの指導で、多くは経済効果の高い果物に植え替えさせたらしい。初代大統領に対する国民の尊敬が厚いことを言葉の端々に感じる。

次に着いたのはイマムボカリ霊廟。
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地元ではセカンドメッカと呼ばれるほどの聖地。まずは有難い湧き水で身を清めてから参拝。
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その後市内に戻り、ティムールの孫にしてサマルカンドの統治者であり、学者でもあったウルグベクの天文台に寄る。
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次に訪れたのは風光明媚な聖なる泉。
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ときどき標識にシアブという地名を見掛けるが、水脈というような意味で、高速鉄道アフラシアブの名前は、かつてのオアシス都市であったサマルカンドの旧名から取ったものらしい。また、例の太陽を背負った豹の絵も、このアフラシアブの都市の成立に関わる物語が込められていたらしい。

次に寄ったのはシャーヒズィンダ廟群。
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ピラミッドとかルクソールとかタージマハルとかフエとか、いろいろお墓を観光したことはあるけど、ここはその中でもひと際美しいと感じた。
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突き抜けるような空の青さと相まったサマルカンドブルーの境地。
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廟が並ぶ外観もだが、内部のタイルのデザインも美しい。
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こちらはカズレットキズルモスクで、初代大統領はここに祀られている。
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向こうの丘の上に大きなモスクが見えて、そこまで歩く。これはティムールの建立したビビハヌムモスクで、ビビハヌムとはティムールの妻の名前らしい。
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ビビハヌムモスクの隣、デカいシアブバザールに入ってみた。
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少年が売るスパイス
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お世話になったおいしいプラムや林檎、葡萄。
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ミーシャがここで一旦ランチにしようと言って、プロフのおいしい店に連れて行ってくれた。
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ご飯にビーフが乗っているのは一緒だが、ブハラで食べたプロフのようにピーナツとレーズンはない。代わりにうずら卵が乗ってる。ミーシャが、どんと出て来た関節からコラーゲンをこそぎ落とし、中から骨髄を取りだして、こちらに回してくれた。んまい!
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店の女性たちが冬に向けた備蓄用に、取れたてトマトを絞っていた。
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こちらはティムールとその家族の墓、グーリアミール廟。
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その近くのドームは、デリーでもよく見るかたちのもの。
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ティムールは14世紀後半から中央アジアやコーカサスだけでなく、ペルシャやオスマン帝国や中国とも戦火を交えている。一時はデリースルタン朝のひとつトゥグルク朝を撃破してデリーに入城し、多くの財宝をサマルカンドに持ち帰った。このときインドイスラム建築の特徴も学んだらしい。歴史の繋がりを感じる。

またティムールの子孫であるバーブルは、16世紀にパニパットの戦いでロディ朝を破って、デリーとアグラを征服して帝国を築き、これはムガル朝(モンゴルの王朝)と呼ばれて、英国植民地になるまで続いた。

ミーシャが近くにワイナリーがあると言うので、それは是非テイスティングさせてもらわねばと思ったが、日曜日は18時から営業とのことで、一旦宿に戻って休憩し、夕方改めて出掛ける。
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前室の展示。
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奥に進むと、おひとり様のためにここまでのセッティング。ほお!
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まず最初の白を口に含んで、すっきりした中にもフルーティな味わいがあり、その感想を口にすると、伝統に従って飲み干して頂かないと次の説明に移れない、と言う。

その後、ひとつひとつ説明受けながら、ドライの赤を2種、デザートワイン4種、結構きついなあと思いながら、続けてコニャックを、軽め、重め、ハーブと蜂蜜を浸けた薬草風の3種と頂き、やっと全部空けた達成感と共に、ブラボー!とプレゼンテーションに拍手したら、気をよくした係員が、ちょっと待ってくださいと奥に引っ込み、これは普段テイスティングでお出ししていないのですが、と特別にもうひとつ最高級コニャックを箱から出してきた。
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行掛り上、これ飲まんわけにいかんな。ひえーっ!

ワイナリーを出た後、ミーシャが、ワインも試したことだし、近くにブルワリーもあるので、今度は出来立てドラフトビアも試してみろと勧められ、もうここまで来たらどうにでもなれという気分で、ケバブをつまみにまた飲む。

この夜はディナーにも出掛けず、宿に戻ったらぶっ倒れるように寝た。ZZZ


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# by phraganet | 2018-08-19 01:57 | ウズベキスタン

アジアを歩けば何に当たる?タイやインドでの煩悩な日常と、気ままな旅のメモ


by プラがね: