貴州の大瀑布
2010年 10月 09日
貴州は「天に三日の晴れなし」と詠われるほど、一年中雲や霧のかかる土地柄らしいけど、10月あたまのこの時期は暑くも寒くもなく、何処からか金木犀の香りが漂う、とても気持ちのいい気候。
高速の上からも、丘の斜面に沿って少数民族の村や棚田が見え、うわっと声が出るほど風光明媚なところなのに、車でぶっ飛ばして通り過ぎるとは、仕事とは言え悲しすぎ。(涙)
お昼過ぎ、黄果樹というインターチェンジで一旦降りて食事休憩。道路脇においしそうな屋台のどんぶりが見え、肉沫粉面を注文する。
黄果樹には大きな滝があるとのことで、屋台と道を挟んだ駐車場の下に降りて見に行った。
こりゃ確かに、すげーや!
幅80メートルほどの川が一気に流れ落ち、轟々と水煙を上げている。ホントはこの遊歩道を先に進むと、滝の裏側を抜けて戻って来れるらしいけど、如何せん時間がなくてここまで。
後で知ったことだけど、この規模はアジアで最大の大瀑布なんだそうだ。
滝からの帰り道、ミャオ族のおばさんが道端で野菜を並べて売っていた。