絶賛!メヘランガルフォート

仕事納めの週末、混み合った道路をカーチェイスのように爆走するオートの中で僕は焦りまくっていた。女子大生が集団暴行されたことに対するデモの影響もあってか、なかなかオールドデリー駅に近づけず、このままでは寝台を押さえた17時半のジャイサルメールエクスプレスに間に合わないではないか。

運転手のおっさんが何食わぬ顔しながら、ひらりひらりと車やバイクや路上に寝ている人を避けながら飛ばしてくれたお陰で何とか時間前に駅に到着した。

改札に走り込むが、たくさんあるホームのどこにも似たような青くて長い連結の列車が止まっていて、何番線の何号車に乗ればいいか見当もつかない。出発の1時間ほど前に合格発表よろしく座席名簿が発表されるようで、人に尋ねながら10番線の寝台車両の張り紙にようやく自分の名前を見つけて乗り込んだ。
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初めてのラジャスタン旅行、最初の目的地ジョードプルには、定刻より遅れて5時半に着いた。夜明け前の寒さに震えながら、まずはチャイでもしばくかとホームの売店に寄る。
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お目当てのメヘランガルフォートは9時開門らしいので、まずは街に出てワダで朝食済ませ、まだほとんど店の開いてない朝のサダルバザール辺りを散歩して時間を潰した。
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そしていよいよ、城のある丘へ。
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難攻不落だったというこの立派な城は今でもラトール家という元マハラジャの個人所有らしい。

入場料は300ルピーで、後で知ったが、この値段設定はラジャスタンの城の標準料金。でもここメヘランガルフォートがほかと違うのは、ヘッドホン式オーディオガイドが入場料に含まれていること。このあたりからして好感度高し。ほかは希望者に別料金を提示している。
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早速オーディオガイドを試してみると、日本語による男性ナレーションもしっかりわかりやすい。ところどころでオーナーであるマハラジャ一家の肉声も入る。音声ガイドに従って城を巡りながら、籠や着物や武器のコレクション、豪華に飾られた部屋などを次々に見て歩くのだが、これが憎いほどよくできた演出になっていて、城全体が非常に整ったミュージアムに仕立てられている。う~む。
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民族衣装の係員もいい味出しているし、ホスピタリティも高い。
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城の上の方に上ると、ブルーシティと呼ばれるジョードプルの町並みが見下ろせた。
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またこの見学コースに沿ってカフェやミュージアムショップも整備されているし、ショップに売られているプレミアムグッズのデザインもなかなかおしゃれで、ここのマハラジャのセンスに感服せずにいられなかった。


そんなマハラジャ一家は、城と街を挟んだ向かい側の丘の上の宮殿に住んでいる。宮殿の一部はホテルになっていると聞き、せめてお茶だけでもと思ったが、ミニマムチャージが3,000ルピーから、因みに宿泊は41,000ルピーからと言われ、バッグパッカーとしては外観の記念写真だけ撮って、すごすごとおいとますることにした(涙)。
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by phraganet | 2013-02-05 04:40 | インディア

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