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インダス文明遺跡ドーラヴィラとカッチの村々


インダス文明と言えば、文字通りインダス河流域であるパキスタンのモヘンジョダロやハラッパー遺跡が世界的に有名だけど、インド国内に存在する同年代のインダス文明遺跡を見にまずはアーメダバードに飛んだ。
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アーメダバードから90km南下したところにあるロータル遺跡。紀元前2500から2000年ほど前のしっかり下水道の整った町や、ドックと呼ばれる船着き場跡が残っている。手前の小さい博物館には、当時の壺やナイフ、分銅といった道具、サイコロやフィギュアの玩具などが展示されていて興味深い。

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ロータルを後に車窓から塩田など眺めながらグジャラート州を横断するように、一昨年暮れのホワイトラン観光以来のブージまでドライヴ。

夕方ブージのショロフバザールを歩いてみたけど、目を引くような手工芸品は町中では見つけられなかった。

翌朝日の出と共にブージフォートを散歩。
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気持ちいい。
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町に戻って朝食に人気のダベリ。
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その後カッチ博物館を見学した。
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この日は、前回ホワイトラン観光で通り過ぎてしまったカッチの手工芸の村々に寄ってみたくて、まずは基礎知識習得のため、ブージから北へスムラサール村のカララクシャという手工芸保存普及組織のショールームを目指したが、生憎日曜日は閉館だった。残念。

さらに北へ真っ直ぐバンニの入り口で、ホワイトランへのチェックポストのあるビランディアラの村に向かう。バンニ一帯にはパキスタンやアフガニスタンから移り住んだムスリム職人の村が点在している。
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キノコが並んだような家の中で村の女性たちに布やアクセサリーのお土産を買うよう勧められる。
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ビランディアラを左折してさらにホワイトラン目前まで進んだムトワ族のドルド村。
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ソフィアという村の女性に、装飾がとてもかわいいうちの中でいろいろな布を見せてもらい、彼女自身の手縫いである綺麗な細かいミラーワークの刺繍布を2枚買った。
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この日ビランディアラ村で買ったアクセサリーとドルド村で買った刺繍布。
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途中でランチにグジャラティターリー。チャスというバターミルクがデフォルトで付いてくるけど、これは苦手。
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次にブージから東に少し行ったブロックプリントの村アジラクプルに入る。
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たくさん並んだワークショップのいくつかに勝手に入って間近で染色作業を見せてもらう。
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作業は細かいが、動作は速い。
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あのね、君ら楽しそうに踏んでるの、お父さんのお仕事でしょ。


翌日はいよいよ最終目的地、カッチ湿原に浮かぶカディール島にあるドーラヴィラのインダス文明遺跡を目指す。途中で女性を荷台に満載したトラックとすれ違ったり抜いたりした。
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またここでは頭の上に重い水瓶を載せて運ぶのも女性の仕事のようだ。ここの女性は何かと大変そう。
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正面にカディール島、一本道の両脇の湿原はモンスーン期が終わり、だんだん乾いて塩砂漠になるつつある。
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ドーラヴィラは島の奥の方にあった。
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4000年以上前の立派な城跡。これまで訪れた城跡の中で断トツの古さ。
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例によって緻密に水の流れが管理されていた町の跡。
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遥か昔の文明の高さに感心させられる。



by phraganet | 2016-10-13 02:11 | インディア

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