週末に時間があったので、ドンムアンを夕方発エアアジアで西安に飛んでみた。今や陝西省の省都になってるけど、シルクロードの起点かつての長安として永い歴史を持つ都。
入国審査終えたらもう22:30で、この時間にどうやって街まで移動したらいいか不安だったが、空港ターミナルを出ると目の前にバスセンターの立派な建物があり、さすがにエアポートバスは終わっていたが、8人ずつ客を集めてミニバンで街の中心に運んでくれる。
エアポートバスなら25元、このミニバンはひとり50元。片道4車線のハイウェイを順調にドライブ。
1時間ちょっとで、南北2.8km・東西4.3kmの城壁に囲まれた街の中心トンロー(鐘楼)に到着。
城内のibis hotel(成功国際酒店)にチェックイン。ジョグジャでもグルガオンでもカサブランカでも、シンプルな作りのibisの部屋には世界中でよく世話になる。
翌朝ホテルの前のバス停から城壁のすぐ外側にある火車駅へ移動。市内の路線バスは2元。
駅前から兵馬俑行き306番のバスが次々に出発するので乗り込んだ。7元。
バスは1時間ほどで兵馬俑に併設された駐車場のはずれに着くので、ゲートまで少し歩く。
150元のチケット買って中へ。
またしばらく歩くと左に1号坑、右に2号坑が見える。
圧巻の1号坑展示。すごいものが掘り出されたもんだ。
建物の後ろへ回って、次は兵馬俑の司令部である奥の3号坑へ。
最後に俑が目の前に展示されている2号坑を建物の後ろから見学して入り口に戻った。
一度この目で見てみたいと思っていた兵馬俑に意外に簡単に来れてよかった。中国人もみんな親切に教えてくれるし。
午後火車駅に戻り、今度は駅前から5番か30番のバスと教わって、玄奘三蔵が印度から持ち帰った有難い経典を納めるために建立されたという大雁塔へ。
入場券50元に登塔券30元を買い足して塔のてっぺんまで登ってみる。
ここからシルクロードの旅に出掛けたのだなあと歴史に思いを馳せる。
街の中を歩くと急速に普及したというシェアバイクが溢れている。
街の中心まで戻って今度はクーロー(鼓楼)に登った。35元。
大きなロータリーに囲まれた鐘楼と違って、鼓楼の周りは歩道になっている。鐘楼と鼓楼がはすに微妙に東西軸ずれているのは何故だろ?
鼓楼の北の通りは回族街と呼ばれる食い倒れの街でとても楽しい。
勝手に屋台メニューのランキング発表。
一番人気:ロージャーモー。
モスリムの丸いパンに羊肉をサンドイッチ。これ、
モロッコや
エジプトで世話になったなあ。店の前に長い列ができている。
二番人気:サテ。
三番人気:びゃんびゃん麺。
汁なしのシンプルな麺によくまあこんな難しい漢字の命名したな笑。