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サパからファンシーパンに登頂したときのこと

ホイアンも、ベトナムで僕の好きな町だけど、一番は北部の山間の町、サパかな。

ハノイから中国国境の町ラオカイまで夜行列車で10時間。そこからミニバス拾って、1時間半の山道を登り、やっと着いたサパの市場には、少数民族が溢れていた。

町に軒を連ねる旅行カウンターで尋ねて、初日はモン(Hmong)族の女性ガイドに着いて、周辺の村を歩いた。ムォンホア川を挟んで、びっしり並んだ棚田の中を、気持ちのいいトレッキング。
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旅行会社は、翌日からのファンシーパン登山を薦めてきた。

ファンシーパンは標高3,143mのベトナム最高峰。ちょっと大変そうだが、麓から登るのではなく、標高2,000mの銀の滝までジープで送ってもらい、そこから1泊2日で行くルートだと言う。

翌朝、旅行会社に集合すると、参加者は僕の他に、イギリス人男性、フランス人女性、カナダ人女性の4人で、モン族のポーターふたりと共に町を出る。

歩き始めは、自然を満喫しながらの、実に快適な歩きだった。
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が、高度が増してくると、岩を這うような急な登りになり、ぬかるみに足を取られながら、凍るような冷たい雨の中、何とか2,700m地点でキャンプ。登山道が整備されていないので、やっぱ、大変。

テントの中では、何で日本はジョージ・ブッシュに追随するのか、というような国際論議に、・・・。

そして次の朝早く、山頂へ。西にラオス、北に中国を望む、山頂からのダイナミックな景色。麓に見下ろすサパの町も、実にきれいだった。
by phraganet | 2007-06-22 01:08 | ベトナム

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