エアアジアで西安へ

週末に時間があったので、ドンムアンを夕方発エアアジアで西安に飛んでみた。今や陝西省の省都になってるけど、シルクロードの起点かつての長安として永い歴史を持つ都。

入国審査終えたらもう22:30で、この時間にどうやって街まで移動したらいいか不安だったが、空港ターミナルを出ると目の前にバスセンターの立派な建物があり、さすがにエアポートバスは終わっていたが、8人ずつ客を集めてミニバンで街の中心に運んでくれる。
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エアポートバスなら25元、このミニバンはひとり50元。片道4車線のハイウェイを順調にドライブ。
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1時間ちょっとで、南北2.8km・東西4.3kmの城壁に囲まれた街の中心トンロー(鐘楼)に到着。
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城内のibis hotel(成功国際酒店)にチェックイン。ジョグジャでもグルガオンでもカサブランカでも、シンプルな作りのibisの部屋には世界中でよく世話になる。
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翌朝ホテルの前のバス停から城壁のすぐ外側にある火車駅へ移動。市内の路線バスは2元。
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駅前から兵馬俑行き306番のバスが次々に出発するので乗り込んだ。7元。
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バスは1時間ほどで兵馬俑に併設された駐車場のはずれに着くので、ゲートまで少し歩く。

150元のチケット買って中へ。
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またしばらく歩くと左に1号坑、右に2号坑が見える。
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圧巻の1号坑展示。すごいものが掘り出されたもんだ。
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建物の後ろへ回って、次は兵馬俑の司令部である奥の3号坑へ。
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最後に俑が目の前に展示されている2号坑を建物の後ろから見学して入り口に戻った。
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一度この目で見てみたいと思っていた兵馬俑に意外に簡単に来れてよかった。中国人もみんな親切に教えてくれるし。

午後火車駅に戻り、今度は駅前から5番か30番のバスと教わって、玄奘三蔵が印度から持ち帰った有難い経典を納めるために建立されたという大雁塔へ。
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入場券50元に登塔券30元を買い足して塔のてっぺんまで登ってみる。
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ここからシルクロードの旅に出掛けたのだなあと歴史に思いを馳せる。
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街の中を歩くと急速に普及したというシェアバイクが溢れている。
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街の中心まで戻って今度はクーロー(鼓楼)に登った。35元。
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大きなロータリーに囲まれた鐘楼と違って、鼓楼の周りは歩道になっている。鐘楼と鼓楼がはすに微妙に東西軸ずれているのは何故だろ?
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鼓楼の北の通りは回族街と呼ばれる食い倒れの街でとても楽しい。
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勝手に屋台メニューのランキング発表。

一番人気:ロージャーモー。
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モスリムの丸いパンに羊肉をサンドイッチ。これ、モロッコエジプトで世話になったなあ。店の前に長い列ができている。

二番人気:サテ。
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三番人気:びゃんびゃん麺。
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汁なしのシンプルな麺によくまあこんな難しい漢字の命名したな笑。



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by phraganet | 2017-08-07 02:03 | 中国
年末年始の行先を決めてなかった僕は、カウントダウンをバガンで過ごすという友人に現地合流でルームシェアさせてもらうことにした。ミャンマー歩くなら絶対に冬季がいい。ヤンゴンからマンダレーに行ったのが2年前で、バガンを訪れるのは実に15年振り

今やミャンマー観光ビザはネットで取れるとのことで、12月のとある金曜日にウェブで申し込んだら月曜日にはちゃんとビザがメールされてきた。すっかり時代は変わって便利になっとるね。今回はドンムアンとマンダレーをエアアジアで往復。
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マンダレー空港到着後にアライバルビザ取得手続きがあるわけでもなく、送られてきたビザのプリントアウトを握りしめて普通に入国審査の列に並ぶだけ。

税関を抜け、200ドル分ほどチャット両替を済ませ、SIMカード買って携帯に突っ込む。
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マンダレーの空港からエアアジアの無料シャトルバスサービスがあり、ターミナルビルを出て乗り込むとすぐ町に向けて発車した。中にガイドみたいなビルマ人のお兄さんがいて、乗客にホテル名を聞きながら降車場所を丁寧に案内しているが、僕はマンダレーには宿泊しない。今朝までマンダレー観光していた友人はその日の朝のバスでバガンに向けて走っているところで、このままバスターミナルに行きたい旨を告げると、町に入ったら近くでバスを止めるので、交差点を右に折れて歩くよう言われる。
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というわけで乗客の中でひとり一番先に降ろしてもらうと、そこにはマンダレー名物バイクタクシーのおっさんが待ち構えていて、500チャットでいいと言われて送ってもらったが、歩いてもすぐの距離だった。
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バスターミナルといっても、まとまって管理されているわけでなく、たくさんのバス業者が集まって別々に窓口を持ってるかたち。幸い、最初に覗いた業者に14時発バガン行きがあり、9,000チャットのチケットをゲット。手書きで席番号もある、ということは指定席らしい。

出発まで15分もないので、急いで屋台のおじさんにモヒンガーをこしらえてもらう。
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到着まで5時間ほどあるはずだから、バガンの日没には間に合わんな。

14時過ぎに窓口係員からこのバスだと言われて乗り込むと、既に半分以上の席に乗客を乗せていた。左側にふたり掛け、右側はひとり掛けの席になっていて、僕はひとり掛けの方だったので楽チン。僕を含めて2,3人がこのターミナルから乗り込んでスタート。

車窓からの景色を愉しむつもりだったけど、あまりに何もない荒野が続くのでいつの間にか寝落ちし、気がつくと途中ミンヤンのターミナルで5分ほどの短い休憩。
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終点ニャウンウーにはすっかり陽も暮れた18:30に到着。ここから無料のソンテウに乗り換え、既に友人がチェックインしているニューバガンのゲストハウス前まで送ってもらえた。
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着いた~!

友人と一緒に歩いて通りに出掛け、ミャンマービール飲みながら、カレーセットを注文した。
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セットに付いてくるたくさんの野菜料理に満足!

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朝は日の出を拝み、昼間電動バイクで遺跡を巡り、夕方また日の入りを拝む、バガンののんびりしたカウントダウン。いいねえ!


隅から隅までバガン三千坊を楽しんだ後は、初めてのインレー湖へ(続く)


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by phraganet | 2016-01-10 22:19 | ミャンマー
バンコクから来た友人が昼においしいビリヤニを食べたいと言い出したが、僕自身グルガオンでおいしいビリヤニを食べたことがなくて同僚に尋ねたところ、ゴルフコースロードを折れたウエストエンドハイツ前に、でかい鍋でその日のランチの分だけビリヤニを出す店があるってんで行ってみた。
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なるほど、ここか。

確かにでかい鍋ふたつ並べて、ひとつがチキンビリヤニ、もうひとつがヴェジビリヤニってことで、チキンビリヤニの方を注文する。フルは180ルピーとあるが、取り敢えずハーフ90ルピーで。
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ひとり分ハーフで十分だった。

ビリヤニとしてはどちらかと言うとさっぱりだけど、カルダモンやらクミンやらハーブ効かせてあって味は奥深い。それにオニオンとソースが乗っかる。中に埋もれてたチキンがこれまた塩麹で焼いたような絶品のうまさ!



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by phraganet | 2015-06-05 02:03 | インディア
フェズ始発06:50発マラケシュ行特急は少し遅れて発車。メクネスまではわずか40分ほどの旅なので2等で移動。200Dh出したら180おつり来たってことは、え、たったの20Dhか。

新市街にあるメクネス駅の次が旧市街に近いメクネス・アミール。今夜はメクネスのメディナに投宿予定だが、昼までにローマ遺跡ヴォルビリスと、その近くの聖者の町ムーレイ・イドリスに先にドライヴの予定。

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小さな駅舎を出ると目の前にスカイブルーのプチタクシーが待っていたので、ヴォルビリスと告げると、プチタクシーでは郊外に行けないと、古いグレーのメルセデスが道路の両脇に並んだグランタクシー乗り場で降ろされた。
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よし、ムーレイ・イドリスで1時間、ヴォルビリスで2時間、締めて300Dhと話がまとまり、別のおじいさんに飛び切り年代物のメルセデスに乗せられ、いざ出発しようとしたらエンジンがうまく掛からない。周りの運転手に押してもらってようやくスタート。人の良さそうなおじいさんの手前、あまり文句言いたくないけど、しかし大丈夫なのか、今日の旅?

悪い予感があたり、この車登り坂でまったくスピードが出ない。ま、時間はたっぷりあるんでいいけど。
運転手のおじいさんに何やらフランス語で問いかけられ、ジャポネと答えたら、興奮してワーワーしゃべってたけど、かろうじて「テクノロジー」だけ聞きとれた。褒められたらしい、たぶん。

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そうこうするうち、フロントガラスに張り付いて動かないワイパー越しにムーレイ・イドリスの町が丘の上に見えてきた。タクシーは町中に入れないと市場の前で降ろされ、町に歩いて入ると全く車が走ってない、道路には人とロバだけ。静かな町の中を、モスク眺めたり、丘の上から周り眺めたりしながら散歩。
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そしていよいよヴォルビリスへ。モロッコには全部で8つのユネスコ世界文化遺産があるけど、そのうち7つは現在でも人が住んでいる旧市街か村で、ヴォルビリスは中でも唯一発掘された古代遺跡。オリーヴと葡萄畑の中にぽっかり現れた駐車場に車を止めると、タハルと名乗るハリウッド映画で兵士役を演じてそうな精悍なおじさんにガイドは要らないか?と話し掛けられる。値段を聞くと、法定料金150Dhとのことでお願いしたら、彼はこの後1時間半しゃべりっぱなしになった。もちろん彼としてはアラビア語かフランス語の方が得意なんだろうけど、聞きやすい英語で話してくれた。
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まず駐車場から階段を降りると、そこには石の碑文やコリント式柱頭などが展示されている。この地には紀元前7世紀ごろから人が住み始め、紀元前2世紀ごろにローマ人が入ってきて、2万人が住む大都市だった、とのこと。タハルはここで壁の航空写真を見せながら、町がどのように区画され、正門から3つの噴水と繋ぎながら下町までどう水道を整備していたかを丁寧に説明した。

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町の中央通りに出て、西のカラカラ帝凱旋門を見る。道路下に下水道が通っているのが分かる。

ここでは保存状態のよいローマ神話を題材にした床のモザイク画の数々も見応えがある。
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タハルの説明のお蔭で、遺跡を見るというより、ここで実際に住み、店を構え、風呂に入った人々の暮らしを想像しながら観光が楽しめた。
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ちょうど昼時に、おんぼろメルセデスでメクネスのメディナに戻り、メインストリートで宿を取る。窓があっていい部屋だと思ったら、お蔭で夜はめちゃ冷えた。
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歴史地区まで歩いてすぐ。
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広場でランチして、スークを歩く。
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人の多いマラケシュとちょっと危ないフェズの後だっただけに、のんびりしたメクネスの町はとても気に入った。
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夕食は屋台でお約束のサンドイッチ。
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今日もごちそうさまでした。


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by phraganet | 2014-06-08 22:27 | モロッコ

マラケシュでハマム体験

バンコクで仕事納めの後、深夜に出た飛行機は13時間の長い夜を経て、朝のマドリードに着陸した。ターミナルに入ったのはもう8時前なのに周りはまだ真っ暗。このまま永遠に夜が明けないのかと心配になるほど、さすがヨーロッパやね。

年末年始の目的地はモロッコで、バックパック背負ったままトランジットで通り抜けようしたのに、ビザチェックのため一旦パスポートコントロールを通るよう言われ、用のないスペインに期せずして入国してしまった。
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細長いターミナルの中をかなり歩かされた上、何のことはない、プリントアウトしてきた紙にスタンプ押されただけで、また列に並んで検査を受け、出国カウンター通り抜けてゲートに向かう。Ryanairの安チケットには座席指定もないらしい。座席指定がない分、小さい機材への乗り込みに余計な時間が掛かった気がするが、それも含めてマドリード発マラケシュ行き飛行機はほぼ定刻に飛び立った。

そんなこんなで、お昼にメラナ空港に着く。僕にとって初めて踏んだアフリカ大陸の地がマラケシュとなった。着陸直前に見たモロッコ第三の都市は白茶けた様相の巨大な街だった。

ターミナルの目の前からメディナ(旧市街)の中心にあるジャマエルフナ広場への巡回バスが30分に一本ずつ出ていて乗り込む。運転手にフランス語で何か言われて分からなかったが、片道か往復かという質問だった。フェズには電車で移動するつもりなので片道30ディルハム払う。

空港からジャマまで20分ほど、通りには観光用の立派な2頭立て馬車がたくさん走っていて、お陰で少し馬糞の臭いが立ち込めている。12月のモロッコは雨季と聞かされていたけど、天気もよくて思ったより暖かい。早速昼メシも食べたいし、町も歩きたいが、まずは今夜の宿を決めて、背中の荷物を置きたいので、ジャマから南へ伸びるアグノウゲート通りを歩くと両脇にカフェレストランが並び、たくさんの観光客が歩いていた。
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レストラン「アグノウ」の横から入って安宿を探す。狭い路地の中は安宿が軒を連ね、そこここにおっさんやら若い男が立っていて宿斡旋の声を掛けてくるのを振り切って自分で尋ねてみるが、年末のこの時期ほとんど満室のようだ。やばい、若干焦る!
結局お兄ちゃんにここはどうだと言われて、看板も何もない、まるで土壁の割れ目から中に入ったような名もない宿に連れられ、英語がうまく誠実そうな主人と話して、ここに3泊することにした。
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一応ダブルルームのシングルユースで1泊120Dh、高くない。モロッコの安宿はどこも中庭に向かって扉があり、外に向けた窓はなさそうだった。シャワー・トイレは共同で、この部屋にはそれも付いてなかったが、ま、ええやろ。

荷物を置いて、アグノウゲート通りに戻り、クスクスで腹ごしらえの後、スーク内をさまよう。
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空港から直接メディナに入って、マラケシュ滞在中ほとんどメディナの中で過ごしたが、夕方になって、3日後のフェズ行き電車のチケットを事前に買っておこうと、立派なビルの立ち並ぶ市内にプチタクシー拾って出た。観光客にはメーターを使ってくれないので、運転手の言い値になってしまう、30Dh。高くはないが、メーター使うとめちゃめちゃ安いことを後になって知る。
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百貨店みたいな建物が見えてきたなあと思ったら、これが国鉄駅だった。フェズ行きは4時55分始発で2時間ごとにありますとのことで、始発の一等車のチケットを買った。295Dh。

部屋に戻ってほんのちょっと休憩したら、17時頃つるべ落としに陽が暮れた。ジャマ広場に戻ってみると、おお、でかい屋台村ができてる!
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うーん、話には聞いてたが、楽しい!うまい!安い!
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ドラクエで昼に入ったときと夜に入ったときまるで様子の違う村があったが、なんかそんな感じ。残念なのはどこの店にもビールがない。替わりにミントティーか、絞りたてオレンジジュース統一料金で1杯4Dh、激安!
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翌朝スペインより早く夜が明けた、というか、モロッコはポルトガルと同じ世界標準時で、スペイン、フランスより1時間遅い。宿の前の路地やアグノウゲート通りは、昨日の異様な雑踏が嘘のようにまばらな人影。
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ジャマ広場と反対の南に向かって歩くと、アグノウゲートに着いた。
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かつて王宮のあったこの辺りを午前中散歩することにした。途中スープの屋台を見つけて朝ごはん。そら豆を潰したスープにオリーブオイルを掛けてくれて、ヨーグルトドリンクとパンで10Dh。んまかったよ、これ!
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昼になり、スークを通り抜けてタネリと呼ばれる革なめし作業場を見に行った。
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いやあ、すごい!初めて見たけど、強烈な臭い! 壁の一番内側で革を大量に消費する一部の人がいて、その外側で革を商う人々がいて、その壁の一番外側に革をなめす人々が働いているという、国や時代を超えた社会構造をまざまざと見せつけられる景色やね。あまりの臭いに、もう革製品は使いませんから勘弁して下さい、と謝りたいほど。

歩き疲れて宿に戻ったのが16時前。主人にハマムに行きたいといったら、観光客向け至れり尽くせりの高いやつでなく、地元の人が行くハマムを試せと言われ、サンダル借りて履き替え、小さいバケツにタオルと替えの下着を入れ、主人に連れられて宿の向かいの万屋で垢すりミトンを買い、途中スークで飴状のブラックソープを買い、しばらく歩いてまた壁の割れ目を入ると、そこがハマムだった。入り口で12Dh払うと、でかいバケツを2個渡された。

宿の主人が先に帰る前に丁寧な説明をくれた。曰く、ここで服を脱いで預けたら、中にはどの部屋にも熱湯と冷水の2つの蛇口があるので両方一遍に開けて湯を汲め。まずは自分の座る、もしくは寝るスペースの床を湯で洗え。しばらくスチームの中にいると垢が浮いてくるからミトン嵌めてブラックソープ使って自分で全身をこすれ。たまに、こすりますよ~と男が寄ってくるからそれは断れ。最後にバケツを返却すると、預かった服を返してくれるから5Dhチップを渡せ。

ハマムの中ではすべてその通りに進んだ。最高に気持ちよかった!

また夕暮れのスークをバケツぶら下げてサンダル履きのポカポカ赤ら顔で宿に向かって歩いていると、店先のおっさんにもおばさんにも「あ、ハマムの帰りだね」と話し掛けられ、なんだかスター気分の照れ臭さだった。

くそっ、それにしてもここでビール飲みたい!
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by phraganet | 2014-01-26 00:31 | モロッコ

ヤンゴンのすごい金持ち

会社を早引けしてドンムアンからエアアジアで実に十年以上ぶりとなるヤンゴンへ。
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それにしても今年はミャンマー激変の年だった。バラク・オバマとアウンサンスーチーが並んで会見するとは、昨年からは想像もできない。17時半に空港着。小ぎれいなターミナルになっている。なんせ前回訪問は300ドルのチャット強制両替があった時代。街も随分変わったろうか?税関抜けてまずは100ドル分両替し、タクシーカウンターで市内のゲストハウスの住所を告げると8,000チャットと言われた、だいたい800円くらいか。両替屋のおやっさんもタクシーカウンターの若い女性もとてもいい感じの応対、いいね、ビルマ人。ターミナルを出ると、たくさんのコウモリがキーキーと暮れなずむ空に舞っていた。空港から市内までいくつかのジャンクションで渋滞。荷台をバスにしたトラックが圧死しそうな乗客を詰め込んでダウンタウンから郊外へ走っていく。街灯が十分でなく、なんとなく薄暗い道路。でもこれからあっという間に発展するんやろな。ゲストハウスに荷物を置いて、スーレーパヤー近くのビールステーションに入ったら満席だったので、ビルマ人のおっさんがひとりで座っているテーブルに相席させてもらった。
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ドラフトビアが1杯600チャットとリーズナブル。おっさんの真似してつまみに豆をもらって口に放り込んだら、殻を剥いてから食べろと注意された、ああ、すんません。スーレーパヤーの通りにはいろんな屋台メシが並んでいて食事の選択には事欠かない。
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翌朝ゲストハウスのドアがノックされ、スタッフに「友達が来た」と知らされるが、友達を呼んだ覚えはない。部屋を出てみると、若い女性が部屋の外に立っていた。ヤンゴン訪問を本社に知らせたら、本社が提携先に連絡したようで、連絡を受けた彼女は休日だというのに気を遣って様子を見に来てくれたらしい。別に困っていることは何もないけど、折角なので半日ショッピングモールなどに連れて行ってもらうことにした。彼女の名前はヨーヨーと言った、ヤンゴン外語大卒21歳。トヨタのピカピカの車をゲストハウス前に停めていた。ヤンゴンには日本では想像もつかない金持ちがいっぱいいると聞いてたけど、彼女はそんなうちのお嬢さんらしい。よくこんな汚いゲストハウスに泊まってますね、びっくりしました、と言われた、悪かったね。ヤンゴンの上流階級は子息を働きに出すのを嫌がるそうで、彼女の同級生にも大学出て家でPCいじって遊んでいるのがいっぱいいるとのことだった。確かに自分の子供を昨夜みたいなあの通勤地獄に放り込むのは親として気持ちのいいものではないかも知れん。iPhoneとアンドロイドのふたつの携帯を使い分けながら日本車を運転し、ビールもタバコも好きだと言うヨーヨーは、ヤンゴンの先端を行く女性像か。ストアチェックを終えて、ハイパーマーケットの向かいのレストランで食事。
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選んだおかずは、野菜の炒め物、豚の脚と青菜の煮物、マトンカレー、魚のカレー、どれもおいしい!特に気に入ったのは、アルーカタリックという揚げたマッシュポテトの真ん中に鶏肉と玉ねぎが入ってる、コロッケに似た食べ物。イモ好きにはたまらんね、これ。
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食事の最後にお茶が出た。
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飲み物でなく、食べ物としての茶葉、初体験。いつまでもつき合わせるのは悪いので彼女とはここで別れ、ひとりでタクシー拾って近郊のチャウタン村にあるイェレーパヤーへ。
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またヤンゴンに戻って中華街あたりを散歩。
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陽が傾くのを待って、ヤンゴンを代表する寺院シュエダゴンパヤーへ。
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夕方熱心にチェディに参拝する市民の姿は以前と変わりない、好きやな、この雰囲気。</div>
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by phraganet | 2012-12-25 02:35 | ミャンマー

雨季のカトマンドゥへ

お遣いがあって、週末にカトマンドゥへ。ネパールにはいつも空気の澄む冬を狙って遊びに来てたので、雨季に訪れたのは今回が初めて。

トリブヴァン空港のターミナルビルを出ると、カトマンドゥゲストハウスと書いたプラカード持ったおじさんがいたので、予約はしてないけどミニヴァンに便乗させてもらった。カトマンドゥゲストハウスはタメルの街中、食事したり買い物したりするのにちょうどいいポイントにある。ゲストハウスと言いながら風情ある建物で、セキュリティもいいし、お気に入りの宿。

3年前、白人カップルが1泊2ドルにしてくれってレセプションでダダこねてるところで、そりゃいくらなんでも無茶やろ、と思って見てたら、無碍に断るわけでなく、こういう条件で5ドルでどうだ、と真剣に応対してたぐらい値段もリーズナブルなイメージだったけど、今はリニューアルして全体が値上がりし、頑張って交渉してもガーデンヴューで1泊40ドル++の線がやっとだった。ま、いいか。
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小雨にけぶる中庭。正面の建物は新しくなった。

カトマンドゥの街はこの時期ネワールのお祭りだとかで、小雨をものともせず、細い路地をパレードが練り歩いていた。
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お父さん自慢の娘もしっかりおめかし。
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そんなこんなで陽が暮れ、この日の夕食は野菜パコラとポテトのサーデコをつまみに、ネパールで一番いい味出してるグルカビール。ネパールのじゃがいももほくほくして、んまい!
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翌日晴れ間が出て、朝ごはん食べた後、目の前に止まっていたタクシー(ぼろぼろのマルティスズキ)のおっちゃんからバドガオン行かないかと声掛けられ、思わず乗ってしまう。

バドガオン(旧名バクタプル)に着いてビックリ!入場料が1,100ルピーに値上がりしていた。高っ!
でも、タクシー飛ばしてここまで来てしまったので後には引けず、あっさり払って町を散歩。
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あ、カロム売ってる。日本ではどういうわけか琵琶湖東岸にのみ存在する不思議なゲーム。
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ついでにタクシーにそのままパタンに寄ってもらうと、果たしてパタンの入場料は500ルピーに上がっていたけど、カトマンドゥの遺跡保護に十分なお金をすでに落とした気分だったので、入場券買わずに細い路地から入って行くと、またお祭りのパレードに巻き込まれた。
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パタンのダルバール広場からゴールデンテンプルへ抜ける路地にその人気店はある。
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ネワール料理の傑作(と勝手に思っている)ウォーとツァタマリの店。ここには5年前に来たけど、同じ女性が変わらぬ手つきで、次々とお好み焼きを焼いていた。
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バフ(水牛)ミンチと卵を入れたミックスウォー。食べたかったんや、これ!
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夜はタメルの街に戻って、ネパール風チベット餃子、モモ。これもやっぱりはずせない!店のライヴがこれまた秀逸だった。
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そんなこんなで、楽しくおいしい週末を過ごして、バンコクへの帰路。空港の搭乗口にはバスに乗る長い列ができてるのに、脇の出口からタラップまで歩けるよ、と警備員に教えられ、駐機中のボーイングまで歩いて行く。
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こんなのありか?
いろいろとゆるい東南アジアに住んでるけど、この辺のネパールのゆるさは一段上いってるね。(笑
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by phraganet | 2012-08-09 02:13 | ネパール
先週は久々にサイゴンへ。

サイゴンの夜は、やっぱ道端のプラスチック椅子に腰掛けて缶ビールっしょ!

まずは貝や小魚のつまみ頼んで、やっぱり変わらないねって言いたいとこだけど、ビール如何ですか?と訊いてきたのはサッポロガール。前から人気のあるタイガーやハイネケン押さえて、この店のベトナム人に一番飲まれているのは、なんとサッポロプレミアム。缶をよく見ると、隣のロンアン省に工場ができたらしい。
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ぷはーっ、んまいっ!

気持ちよく飲んでると、道から響いてきた大音響はCD売りのバイク。1枚ぐらい買ってくれないと、このままうるさくするよ、と言わんばかりの勢い。
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やっぱ、変わってないね、サイゴン(笑
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by phraganet | 2012-07-28 00:54 | ベトナム
黄昏のイスタンブル旧市街に到着。

イスタンブルというのは、Stim(内)と Polis(街)がくっ付いた言葉で、日本語で言う「丸の内」みたいな意味らしい。泊まったホテルはスルタンアフメット・ジャーミィ、別名ブルーモスクの裏手にあった。
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17世紀オスマン帝国時代に建てられたこの建物には、アルトン(金)のミナレット(尖塔)を造れ、との命令を聞き間違え、アルト(6つ)のミナレットができ上がったというウソかホントかわからないエピソードが残る。

建物は異教徒にも解放されていて、無料で中に入って行ける。トルコでモスクを意味する「ジャーミィ」には「集まる」の意味があり、ミナレットのあるような大きなところはこの名で呼ばれ、アジアでよく使う「マスジット」は小規模の礼拝所に使われる。

散歩の途中、スルタン・アフメット広場の屋台で焼き栗を買う。日本の焼き栗と違って素朴な味、これはビールに合うかも。
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通りにはドネルケバブの店なんかがあって思わずうれしくなる。メニューのマントゥって饅頭(マントウ)か?さすが元モンゴル遊牧民族。

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ロカンタ(食堂)のガラス越しに見える料理がどれもおいしそうで、指さしで皿に盛ってもらってテーブルに着く。トルコのジャガイモはほくほくしていておいしい。勝手に運ばれてくるエキメッキ(パン)は無料で食べ放題、外はカリッと中はフワッ。
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翌朝国内線でカッパドキアに出掛けて、戻ってからイスタンブルの名所観光に出た。
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アヤ・ソフィアの歴史は古く、もとは6世紀ローマ帝国時代に建てられたギリシャ正教の大聖堂。壁の上方に張り付けられた8枚の円盤は、オスマン帝国時代モスクとして使われた名残。ただ、建物自体がメッカを向いていたわけではないので、キブラは17度右にずれている。因みに今では博物館になっている。
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宗教画では、カッパドキアでフレスコ画、イスタンブルではモザイク画を拝ませてもらった。それにしても、もともとギリシャ正教の聖堂のドームが、その後のイスラム建築の特徴として取り入れられた歴史は面白い。そのためアザーン(お祈りの呼掛け)のときに屋根に上れなくなり、別にミナレットが必要になったとのこと。

アヤ・ソフィアの脇の通りから地下宮殿と呼ばれるかつての大貯水池に下りた。水不足対策で街の地下にこんなものを造ったらしい。
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トプカプ宮殿まで一通り見て歩いた後、トラムに乗ってエジプシャン・バザールへ。ここでたっぷり豆やスパイスを仕入れる。

バザールの横、スィミット(輪っかのかたちのごまパン)やピデ(トルコピザ)の屋台を、パクパク食べてはまた次と、冷やかしながらの散歩。

そう言えば、有名なサバのサンドイッチが見当たらないと思って、ピデ屋台のおじいさんに尋ねると、道路の向かい、ガラタ橋下のフェリー乗り場を指差された。

おお!
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バルック・エキメッキ。それは屋台ではなく、接岸した船の上でお兄さんたちが一心にサバを焼いているところだった。船は岸壁に打ち寄せる波で左右に激しく揺れるので、普通の人間なら5分で船酔い間違いない。
注文すると、焼きたてのサバとレタス・玉ねぎをパンに挟み、おじさんが、はいよ!と渡してくれる。
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折角フェリー乗り場まで来たので、エミノニュからカドゥキョイまでボスポラス海峡を渡ってアジア側へ。
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カドゥキョイでもまたちょっと洒落たロカンタに腰掛け、ナスとイワシでビール。
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んまいっ!
あまりのおいしさに、またまた焼きサバのマリネ、ナスとトマト煮、イカのカラマリを追加注文。
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満足や!


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かもめに見送られながらヨーロッパ側まで戻ってくると、ムール貝のピラフ詰めの屋台に遭遇。お兄さんがひとつひとつにレモン絞りながら売っている。これ、絶品!
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しかし、 ここでは何食べても、んまいね!
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by phraganet | 2012-07-13 07:37 | トルコ
タイに来てから、カニカマを食べなくなった。

カニカマという存在そのものに罪があるわけじゃない。日本では、代用品ですけどご勘弁、くらいの自らをわきまえた振舞いのできる食材だ。でも、タイでは違う。立場を忘れて大きな顔をしている。

まだタイに来て日の浅かった頃、セントラルデパートの上にあるFood Loftで寿司弁当の見本にぎっしり鉄火巻きが並んでいるのを見て注文したら、出てきた巻物の中身はすべてカニカマであった。

見本と実物の差に耐え切れず、「なんだ、これは~!?」とスタッフに詰め寄ると、向こうは「ん、何が悪い?」と一向に悪びれる様子もない。「おまえじゃ話にならん、マネージャー呼んで来い!」と暴れると、スーツ来たおばさんが出てきて「これはプーアッだ」という。

プーはカニの意味で、プーアッというと語義は押し寿司のようにカニ押したらこうなったって感じだが、まさか本気でそう信じているわけではあるまい。「で、プーアッは何でできてる?」と訊くと「カニじゃないんですか?」と怪訝な顔で返してくる。つまり、鉄火巻きの見本とは確かに違うが、替わりにカニ出してんだから文句ないだろ、という態度。

タイ人のカニカマ信仰はゆがんでいる。寿司だけでなく、立派な刺身舟盛の真ん中にいたり、サラダやスパゲティでも主役の具であったりする。カニカマピザに至ってはPizza Hutのキャンペーン商品としてデカデカと店頭ポスターを飾っていた。ともかく、そんな偉そうな態度が嫌いで、いつもカニカマをよけて食べるようになった。


という、この僕が、

先週タイ人スタッフと屋台でお昼を食べてたら、別のスタッフが向かいの屋台で買ったお菓子をデザート代わりに持ち込んできた。
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何かを細く切って揚げてあるのだが、妙にうまい。にんじんか?いや、違う、何か果物か?それにしても、ビールの当てなんかに最高だよな、これ。

「なに、これ?」と尋ねると、スタッフが満面の笑みで「プーアットート(カニカマ揚)」の答え。「おいしいですか?まだありますよ、もっとどーぞ!」


やられた、またしても、やられたよ。
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by phraganet | 2012-02-21 00:26 | タイ

アジアを歩けば何に当たる?タイやインドでの煩悩な日常と、気ままな旅のメモ


by プラがね: